ブロックチェーンのメリット/デメリット
メリット
●仮想通貨を瞬時に世界中へ送ることが可能。
●仮想通貨のすべての取引履歴が記録される。
●取引情報の書き換えが不可能(あらかじめルールを書き込んでおく)なので、偽造・改ざん耐性がある。
●すべての取引履歴が公開され、管理者が存在しないため、透明性が高い。
●一度起動させたら落ちることはない(一部のノードがダウンしても処理を継続できる)。
●集中処理するための高性能システムが必要ないため、コスト削減への期待が高い。
デメリット
●ビットコインのブロックチェーンでは1ブロック当たり1メガバイトの容量しかなく、ブロックに取り込めるトランザクションが1秒に約7件しかない。
●ビットコインのブロックチェーンでは1ブロックのプルーフ・オブ・ワーク(PoW)に10分かかるため、即時性の高い処理には使いづらい。
●P2Pネットワークに参加する全ノードが同じデータを処理するため、IT資源の利用効率が低い。
(参考文献:この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン/日経BPムック,2016)