ブロックチェーンビジネスが熱い!

MENU

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンは、もともとビットコインを動かすためにあらゆる全ての情報が記録されたシステムで、一定期間の取引記録をブロックにまとめて、それを時系列で連結したものです。

 

そのため、DNAや台帳のような機能を動かす核となるような存在です。

 

 

また、政府や中央銀行が発行する円やドルなどの法定通貨、IR東日本が発行する「Suica」やセブンカードサービスが発行する「nanaco」など電子マネーと異なり、システムそのものがプログラムに従って価値を生み出すため、管理者となる人や組織が存在しません。

 

このことから、使用者同士の間に中間業者がいないダイレクトな「P2P」(ピア・ツー・ピア)ネットワークで使われるシステムといえます。

 

※ これが仮想通貨のコストを非常に低くできる理由となっています。

 

 

さらに、「プルーフ・オブ・ワーク」という二重支払いを防止する方法が編み出されたことで、管理者がいなくても不正を防止することができるようになりました。

 

 

そんなブロックチェーン技術は現在、様々な情報のやり取りに応用され、金融・証券業界での価値の流通、偽造・改ざんを防ぐ本人証明・本人認証や鑑定書の類、IoT(インターネット・オブ・シングス)センサー情報の管理などにも活用が見込まれています。

 

そして経済産業省の調査資料では、じつに14分野、40種類のユースケースが報告されており、例えば食品についての履歴を追跡する仕組みや、自動車の自律運転に応用するなど、様々な分野で研究がされているのです。

 

 

(参考文献:この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン/日経BPムック,2016)

更新履歴